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【マルチプロセッサー】「Fractal Audio Systems AX8」

更新日:2016/12/17

AX8

かなり前になりますが、遂に入手してしまいました。

エフェクターボードにはペダルが増えていく一方、管理が非常に手間でしてこの際だから試しにと。

アンプ、キャビネット、エフェクトなど諸々これ1台で完結出来る便利品です。

 

ギター業界ではkemper、BIAS、Helixを含めて四天王扱いのコチラ。

デジタルでしかもこのサイズで機能満載、ギタリストなら必ず興味が湧く品々の中からAX8を簡単に紹介します。

機能が多すぎて説明しきれませんので私個人で扱う種類、及び範囲で書いてみます。

まず、私が普段使用するエフェクトは歪み、フェイザーorワウ、ディレイ、リバーヴのみ。

これに加え、単発での演奏になると音作りでの要望が多く、その都度コンプ、コーラス、追加の歪み等、ボードを持ち歩くのも重いですし、何よりプリセットするのにもかなりの手間が掛かります。

多くのギタリストが抱える悩みではあると思うのですが、特に空間系は曲毎に、厳密にはセクション、フレーズ毎に細かく異なった設定が必要になり、スイッチングにも2手3手と面倒が沢山。スイッチャーなんて入れてしまうと巨大なボードを管理するハメに・・・。

この際それらを一括しようを悩んだ結果、こうなりました。

 

初めはFX8を購入する予定でしたが後発のAX8でも自分に必要なエフェクトは揃ってますし、アンプやキャビも試しに使ってみたかったので。

良かった点から挙げていきます。

・狙った通りですが細かい設定、管理が予想以上にラクチンです。プリセットの呼び出しも多少慣れが必要ですが、便利の一言。PC上でのエディターは最高の手軽さ。

・空間系を中心に高いクオリティのエフェクター群。

・様々なルーティング、数多の設定要素があり、とにかく幅広い音作りが可能です。

特にアンプの設定には力が入っており、色々な知識を得られますので今後の音作りにも多大な影響を受けます。

・IRキャビの読み込み、保存が可能。既存のキャビも優秀ですが、別途IRを使う方も多くいらっしゃると思います。組み合わせ次第で音質の向上が望めます。

・自宅でも、スタジオでも、ステージでもどこでも同じ音質をこれ1台で使用できる。環境や周辺機材の影響による変化はありますがアナログではこんなに都合良くは行きません、素晴らしい。

 

そして不満な点というよりは物足りなかった点を。といっても私が欲張りなだけなので参考程度に解釈願います。

・コンプ、トレモロ、フェイザーなどアンプモデリングとは異なり、作り込める範囲にかなり差がある。

・アンプに関してはハイゲイン系を狙った音作りであればかなり良い線までいけるのですがクランチ、クリーンでは表現幅が狭い、必要な帯域がごっそり抜けている(WAVをmp3にしたような感覚)、細かなニュアンスに関しては物足りないです。(わがままですみません)

・フルデジタルなので予想はしてましたが、通しただけで音はかなり変化します。アンプモデリングを使用せずとも上記のような音質に。ですがこれは捉え方、使い方次第では便利かもしれません。

 

といった所でしょうか。

どんどん便利になっていく分、失われるものもあると改めて感じましたが、用途に合えばこんな便利なものはなかなか無いですね。