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【アッテネーター】「Ex-pro DM-X 」

更新日:2016/10/02

今回は「Ex-pro DM-X」というアッテネーターの記事です。自宅での録音用に購入して半年ほど経ちます。公式サイトはコチラから。

 

アッテネーターとは大型真空管アンプを過増幅した際にしか得られない音質を小音量でも再現出来るようアンプの出力を減少させる用途が一般的ですが、この仕組みを流用してアンプからオーディオインターフェースに直接LINE OUTしてDAW上でも録音出来るという話を聞いて採用しました。

これまでは抵抗式アッテネーターがほとんどでしたが、こちらはトランス式アッテネーター。抵抗式に比べて音質劣化(音圧減少、アタック時のカサつき等)の大幅な改善が見られました。

 

減衰量は10段階、さらにそこからLINE OUT LEVELが無段階で調整可能でインターフェースに入力可能なレベルまで落とせるという訳です。

定格入力は100Wまで。インピーダンスも4Ω・8Ω・16Ωと大抵の真空管アンプに対応しています。

もちろん本来のアッテネーターとしてステレオアウトも搭載していますので自宅練習や規模の小さい会場での演奏にも利用できます。

 

録音方法ですがアンプからDM-X、インターフェースに繋ぐだけでは本来の出音は再現出来ません。ですのでDAW上でIR(インパルスレスポンス)などのキャビネットシミュレーターを使って補います。

その他にもキャビネットシミュレーターのハードウェアタイプがここ数年流行しています。

Two notes Torpedo LiveAMT PANGAEA CP-100が有名でしょうか。

私は以前Groove Tubes製Speaker Emulator(アッテネーターとキャビネットシミュレーターの機能を搭載)を使用していましたがDM-XとIRの組み合わせの方が好みでしたので現在は後者のシステムを使用しています。

やや複雑ですがIRの他にIRを起動するためのプラグインが必要になりますのでPoulin Amplificationから無償で提供されているLeCab(サイト右の青い枠内にあるLeCabをクリック)を入手してください。dllファイルをご使用のDAW VSTフォルダに移動してプラグインを読み込めばトラック毎に起動出来ます。

 

 

IRは有償から無償のものまで様々。スピーカー数、マイクも多種類を備えたキャビシミュが普及しています。

その中から人気を博しているRED WIREZの1960AキャビIRサンプルが無料でダウンロード出来ますので、こちらと最近気になっているRosen Digitalのサイトをご紹介しておきます。

RED WIREZ       http://www.redwirez.com/free1960g12m25s.jsp (メールアドレス登録が必要です)

Rosen Digital       http://www.rosen.digital/studio-guitar-impulses/ (有償です)

 

 

今回は実際にデモを録音してみました。アンプはPeavey Valve Kingで弾いています。

 

接続順は下記の通り。

ギター→アンプ(Power Amp Out)→DM-X→オーディオインターフェース→DAW(IR)

 

DM_X_demo_png

 

練習や採譜作業など、夜間の作業が多い私にとっては静かに、しかもマイクを立てずに真空管アンプを使って録音できるという環境は重宝しています。興味がある方は是非試してみてください。